小嶋淳平(H12経)
3月例会といえば、「東天閣神戸本店」!! 前年はコロナの影響で6月開催となり異なる時期の開催でしたが、今年は通常通りの3月例会として、戻ってくることが出来ました。6時の受付開始を待たずして、続々と皆様がお越しになられ、すぐに会場内は熱気に包まれるほどの盛り上がり。当日参加なさった40名全員が、美味しい中華料理が早く運ばれて来ないかと期待が高まります。
そのなかで、橋本幹事長の司会のもと、木村会長から開会のご挨拶をいただき、そして東天閣の主であられる中神先輩の乾杯のご発声で、会がスタートしました。皆様の期待を超える美味しい料理の数々が運ばれてきて、各テーブルの会話も弾みます。また多くの方はビールに始まり、紹興酒に移っていかれるのですが、その際も常温・ロック・燗といった多種多様なオーダーにも丁寧に応えて頂き、さらに杯が進みます。
中内実行委員長から100周年記念祝賀会のご説明を頂き、新入会員のご挨拶と続きます。今回は2名の方がいらっしゃったのですが、個性あふれるご挨拶に、皆様が興味深く耳を傾けていらっしゃいました。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。最後は城口副会長にご挨拶を頂きました。
そして、ながらく出来ていなかった円陣を組んでの若き血の合唱に、神戸慶應倶楽部の温かさや素晴らしさを感じ、さらに日常生活を取り戻しつつあることを実感しました。
最後は、安定の今泉副幹事長のエールにて会はお開きとなり、恒例の店前での集合写真を撮影しました。楽しかった余韻を残しつつ、三々五々に神戸の街へと皆様消えていかれました。
鳥羽卓朗(H30商)
(三田キャンパスツアー)
2018年卒の鳥羽です。4月例会では、福澤先生の墓参り、慶應義塾大学のキャンパスツアー、懇親会に参加させていただきました。キャンパスツアーの中で、歴史博物館の位置付けである、慶應義塾史博物館に訪れる機会があり、慶應義塾の成り立ちを学ぶことができました。
特に印象に残っているのが、演説館での都倉先生からのご説明で、「演壇の上に立たず物理的にもフラットな立場で演説をする」「当時の権威性の象徴であった袴を付けない主義を通す」等、現代日本からみてもリベラルな福澤先生の姿勢でした。今とは比べものにならない当時の年齢・年次・肩書による序列の厳しさを考えると、革新性と欧米からの影響を強く受けているということを感じます。明治維新、二次大戦など既存秩序の動揺の度に、社会でリベラルな思想が台頭し、その後徐々に保守化(守旧化?)するという共通の傾向があるのかもしれないと感じます。なお、演説館の福澤諭吉の絵は、神戸慶應倶楽部寄贈のものです。
都倉先生による慶應の裏話を伺えたのも貴重な経験でした。いちょうの樹は水分をよく含み、空襲で燃えづらいそうです。また在学中に訪れたことのなかった、ノグチ・ルームなども見学させていただき、とても歴史を感じさせる文化財でした。ロースクールができる際に一部が破壊されたとのことで、残念でした。一方、人間が陸を支配する限り、一般的な墓などと同様に文化財も増え続けることから、サステイナブルではないなぁとしみじみ感じました。
根来陽子(H23商)
(懇親会in三田ファカルティクラブ)
三田キャンパスツアーのあとは、三田キャンパス北館にある「ファカルティクラブ」にて懇親会を行いました。木村会長からの挨拶、堺評議員からの乾杯の挨拶で始まり、パレスホテルのフレンチコースを、お料理にあったワイン等お酒とともに楽しみました。
デザートの後には都倉先生への質問コーナーで、こちらもキャンパスツアー中にはお伺い出来なかった内容で、大変盛り上がりました。
最後は肩を組み円陣を組んで若き血斉唱を行いました。個人的にはコロナ禍以降初めて肩を組んで若き血を歌ったので、少しずつ前のような日常が戻ってきてほしいなと思いました。
また、エール担当がいなかったので、橋本幹事長の声を張ったエールも良かったです!!
今回は特別企画として三田キャンパスでの開催とのことで、家族とともに参加させていただきました。地方会員としてなかなか参加できない状況ですが、また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
神戸慶應倶楽部会長 木村 健(昭57法)
2023年の新年を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
皆様におかれましては、穏やかな新年をお迎えになられたことと存じます。
昨年は、3年目となりましたコロナ環境下社会に対して、世界各地から行動規制緩和の流れが広がり、日本に於いても4月末GWから行動制限なき生活体制となりました。
アフターコロナ禍に向けて、加速度的に社会が変革する一方で、昨年2月に起こったロシアによるウクライナ侵攻は、世界規模での資源・原料価格高騰を始めとする諸物価高騰によるインフレ不況を引き起こし、世界経済を停滞させ、今年以降も終着点の見通しが立たない混迷の時代となりましたが、このような大きな時代の変革期にこそ、熟考し新たなるチャレンジを進めたいものです。
神戸慶應倶楽部は、昨年4月以降、予定しておりました例会・家族例会をすべて橋本幹事長尽力のもと開催しました。
私は、当倶楽部の使命が福沢思想の「人間交際」の場づくりと考えており、本年も充実した各種行事の開催を目指してまいります。
また昨年、自然消滅しておりました「ゴルフ同好会」が、城口副会長世話人のもとで復活し、多くの会員が参集され、活発な活動が期待されます。
そして本年は、神戸慶應俱楽部創立100周年記念式典を開催いたします。
100年という歴史の重みを理解し、慶応義塾創設者・福沢諭吉が語った「慶応義塾の目的」を今一度、塾員が共有できる機会にしたいと思います。
中内副幹事長を実行委員長とする委員会を中心に企画を進めてまいります。
神戸慶應俱楽部の存在が会員皆様の心の支えとなれますよう、役員・幹事会ともに努力してまいる所存でございます。
最後になりましたが、会員皆様の今年一年のご健勝を心より祈念申し上げます。
岩谷 栄成(平28政)
12月17日(土)、ポートピアホテルにて家族例会が開催されました。今回は、41名の方が参加されました。
さて、家族例会は木村会長からご挨拶頂き、浦上先輩の乾杯のご発声でスタート致しました。お二人からは、慶應ならではの絆の深さ、そして多くの人たちが集い、楽しく顔を合わせる喜び等について力強く語られました。
その後は、ドキドキのビンゴ大会。お子様たちは目玉景品である、ニンテンドースイッチが手に入るかどうか、戦々恐々、その眼差しは真剣そのものであります。しかし、ニンテンドースイッチが当たったのは松尾副会長!最終的には、「ジャンケンで決めましょう」ということで、松尾副会長とお子様たちとのジャンケン大会が催されました。ニンテンドースイッチを手に入れたお子様は、きっと松尾副会長が素敵なサンタクロースに見えたに違いありません。
そして、藤村麻紀先輩によるジャズコンサート。バラードから軽快なナンバーまで、様々な色合いの音楽によって、家族例会が一気に華やかかつ芳醇なムードに彩られました。ノリノリでリズムをとる方、ウットリと聞き惚れる方など、皆さんの表情もさまざまです。曲間に挟まれる藤村先輩の軽妙なトークも、会場から笑いが起こるなどして、大いに盛り上がりました。
恒例のオークション大会では、参加者の皆さまから多くの魅力的な商品が持ち寄られました。特にポートピアホテルのスイートルーム宿泊券や、藤村先輩のサイン入りTシャツでは、多くの方が積極的に手を上げられ、その熱い攻防戦に、歓声も上がるなどして会場は大盛り上がりでした。オークション売り上げは、総額14万6500円となりました。皆さま、ご出品ありがとうございました。
城口副会長のご挨拶を頂いた後、締めはやっぱり「若き血」。神戸の地でこの曲を歌うというのは、何とも感慨深かったです。新人の私自身、家族例会は初参加。「家族」という名が冠されているだけあって、独り身の私でも大丈夫だろうか…と若干の不安の中、参加致しましたが、多くの先輩方が温かく受け入れてくださり、全くの杞憂に終わりました。
約十年前、関西から一人上京し、期待と不安の中で迎えた日吉の入学式、周りは誰も知らない人ばかりでしたが、後に同窓生となる多くの人から温かい声を掛けてもらったことを想起致しました。まだまだ新人の立場ですが、開放的な慶應の気風、そして先輩たちの思いを絶やすことなく、いずれ入ってくるまだ見ぬ後輩たちをいつでも温かく迎えられるように努めたいと心から感じた例会でありました。
萩原 勇作(平21法)
令和5年1月12日、3年ぶりに西村屋 和味旬菜にて新年例会が開催されました。前回に引き続き、関西不動産三田会様との合同例会で、神戸慶應倶楽部から19名、全体で43名の方が参加されました。はじめに、昨年30周年を迎えられた関西不動産三田会 改田諭士代表世話人よりご挨拶を頂戴しました。開会のご挨拶として、木村会長から100周年記念例会のアピールがあり、小池副幹事長の乾杯のご発声でスタートしました。
諸般の事情もあり、今年は「かにすき」ではなく、「かに会席」をご用意していただきました。美味しいかに料理に、話も弾み、大いに盛り上がりました。途中、新入会の今津貴博会員からご挨拶がありました。最後に城口副会長からのご挨拶があり、楽しい会はお開きとなりました。西村屋の皆様には、大変お世話になりありがとうございました。