坂本憲一郎(平6環)
5月28日(火)18時30分より、神戸倶楽部にて神戸慶應倶楽部2024年度定時総会及び懇親会が開催され、会員47名の参加により議案は全て承認されました。本年度は2018年から会長を務めていただいた木村健会長が退任され、新たに武市寿一新会長が就任されました。
木村前会長からは退任にあたり、未知のコロナ禍もあったが、大成功を収めた創立100周年記念式典や関西同三田会といった大きなイベントを振り返り、成功裡に終了したことへの感謝の言葉がありました。 武市新会長からは、高校からお世話になった慶應義塾、そして神戸の経済に役に立てるように頑張りたいとのご挨拶がありました。
そして幹事長も、きめ細やかな橋本敦子幹事長から元気いっぱいの今泉良太幹事長にバトンタッチして、会長・幹事長ともに新しい体制のスタートとなりました。
懇親会は、浦上評議員の乾杯のご発声で始まり、神戸倶楽部の美味しいお料理とお酒を楽しみながら大変盛り上がりました。
そして、最後に恒例の若き血の大合唱、萩原会員の新たなエール交換の後、散会となりました 。
神戸慶應倶楽部の会長に就任致しました、武市です。
木村前会長におかれましては、6年間の永きに亘り、会長としてご尽力され、とりわけ、神戸慶應俱楽部100周年や、神戸で開催された関西合同三田会など、重要なイベントを盛会に導かれる等、大きな功績を残された事に敬意を表したいと思います。大変ご苦労様でした。
その後任として、こうした大役を任された事は、身に余る光栄であり、身が引き締まる思いであります。
神戸慶應俱楽部に加入して、約10年が経過しますが、大した貢献も出来ておらず、心苦しく感じていましたので、神戸に少しでも恩返しが出来る、良い機会になればと思います。
5月の定時総会にて、2018年に堺充廣前会長の後任として、6年間務めてまいりました会長職を、武市寿一新会長に引き継ぎました。
私自身、慶應義塾中等部に入学以来、学生として10年間、大学卒業以降も現在に至るまで塾員としての恩恵を数多く享受してきましたことから、微力でも、伝統ある神戸慶應俱楽部へのお役立てができればとの思いで、福沢諭吉先生が語った「慶応義塾の目的」、そして「三田会の目的」を基本方針として念頭に置きながら、務めてまいりました。
2018年会長就任時、2017年より進めていた神戸慶應俱楽部ホームページリニュアルを完成し、2019年関西合同三田会神戸大会の基本構想を策定。慶應義塾訪問等々の外部交流を開始しました。コロナ災禍前の当時は、世の中の動きは活発で、何事も迅速な行動と意思決定が必要でした。2019年関西合同三田会神戸大会は、「BE KOBE BE KEIO」のテーマのもとご来賓並びに多彩なゲストを交え盛大なイベントとなり、成功裡に終了し、塾、各地三田会から高い評価をいただきました。またこの年は、5月1日元号が「平成」から「令和」となり、即位されました今上天皇は学年次で私と「同期の桜」であり、そして私自身還暦を迎え、個人的に感慨深い年となりました。
2020年全くの想定外であった「COVID-19」パンデミックに襲われ、社会活動が制限される時代となり、3月4月の例会を中止し評議委員会、定時総会はメールおよび書面による決議としました。福沢諭吉思想のキーワードである「人間交際」は慶應義塾存立の根幹であり、神戸慶應俱楽部にて塾員が自由で活気あふれる交流機会の場となるよう、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用外時期では、リアル例会の開催に努める一方、オンライン例会の開催等、これからのDX時代には当たり前となる集会手法も試みました。
2022年コロナ環境下社会に対して、行動規制緩和の流れが広がり、月次例会を年初計画通り開催することができました。この年は、「学問のすゝめ」150周年であり、福沢先生の著作をおさらいすると同時に翌年の神戸慶應俱楽部100周年イベントに向けて、100年という歴史や伝統の重みを再認識し、これからの展望を一人一人自ら考えてゆける式典となるよう構想しました。
2023年8月全国の地域三田会において横浜、東京に次いで首都圏外三田会では未踏の100周年を迎えた、神戸慶應俱楽部創立100周年祝賀会は、成功裡に終了、そして慶應義塾塾生への100周年祝い寄付金贈呈も完遂し、塾長から祝賀会に関する高評価と謝礼をいただきました。
さらに、慶應義塾高校野球部が夏の甲子園大会で107年ぶりの優勝、そして慶應義塾大学野球部が、秋季リーグ戦優勝・明治神宮野球大会優勝と兄弟優勝の快挙を成し遂げました。
自身の母校が甲子園大会優勝など私にとって有り得ないことが起きたこと含め、この年も感慨深い年となりました。
2024年7月に新紙幣が発行され、最高額紙幣の顔であり続けていた福沢先生ご勇退の年となりました。今後も、福沢先生が語った「慶応義塾の目的」、そして「三田会の目的」を考え続け、神戸慶應俱楽部の存在が、「人間交流」の場として会員皆様の誇りであり心の支えとなれますよう、そして三田会の一体感をいつでも身近に感じられますよう、微力ながらも今後の発展に寄与してまいること申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。
定時総会のご承認をいただき、このたび幹事長を拝命いたしました今泉良太(平成10年 経済学部)と申します。4年間幹事長を務められた橋本前幹事長からバトンを受け継ぎ、身の引き締まる思いです。
昨年、当倶楽部は創立100周年という大きな節目を迎えました。この歴史を築いてこられた先輩方に深い感謝の意を表するとともに、その偉業を未来へと繋げていく責任を強く感じております。次の100年も、我々の絆を脈々と受け継ぎ、更なる発展を目指して邁進する所存です。
福沢諭吉先生の教えである「気品の泉源、知徳の模範」を胸に、我々は気品と知性を兼ね備えた模範となるべく努力して参ります。これからも、会員の皆様との連携を深め、地域社会に貢献する活動を積極的に行って参りたいと思っております。
皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げますとともに、一層のご支援をお願い申し上げます。
2020年、定時総会にて幹事長を拝命してから早4年が経ちました。スタートはコロナ禍で、最初の2年間は例会をご案内するものの、直前まで開催か否か、毎回判断の連続でした。その際には、当時の兵庫県企画県民部災害対策局長 松久士朗氏(会員)から直接情報をいただいたおかげで、常に兵庫県に準じてスピーディに判断することができました。
予定ではここで幹事長退任のはずでしたが、「コロナで何もできなかったね、あと2年ぜひ」という諸先輩方からのお言葉と、コロナ禍は未だ収束せず先の見えない状況で、誰に託すことも自分自身憚られ、あと2年間続けさせていただきました。
その後の2年間は、100周年に向けて実行委員会を発足し、中内実行委員長を中心にミーティングを重ね、100周年記念事業を少しずつ形にしていきました。
コロナ禍の後の100周年という気運もあって、様々なことが活性化していき、2023年4月には初の三田での遠征例会を開催しました。演説館の中央に掲げられる、昭和35年に神戸慶應倶楽部が塾に寄贈した福澤先生の肖像画を囲み記念写真を撮ることができたのは良い思い出です。
また、城口副会長が初代世話人となってゴルフ同好会を発足してくださったことにより、濱根杯、慶早戦などのゴルフ行事が活性化し、新規会員の獲得にも繋がっています。
10月例会は、神戸出身、横浜在住の康乗幹事が架け橋となって、インターポート交流をテーマに横浜三田会から講師を招き、同行された横浜三田会の皆様も交えた懇親会となりました。
そして、昨年8月5日 ポートピアホテル「大輪田の間」にて、歌舞伎役者 市川右團次氏(塾員)の祝舞で開会した100周年記念祝賀会については、今もなお当日の臨場感をもって思い起こすことのできる特別な一日となりました。
5月の総会をもって、無事、今泉幹事長(平成10年卒)に引き継ぐことができました。先輩からも後輩からも親われる今泉幹事長により、益々結束力、求心力のある倶楽部となって101年目の新しい一歩を力強く踏み出していくことと信じております。
最後に、木村会長には、何においても真っ先に報告し、相談させていただきました。
常に大局的な見地からいただく言葉に方向性を見失わずに進むことができました。心より感謝申し上げます。
副会長の皆様、評議員の皆様には寛容をもって見守りいただきながらも、必要な場面で適切なご指導、ご助言をいただきました。ありがとうございました。
幹事団、100周年実行委員会の皆様には、様々な仕事をお願いしてきました。常に「私でよければ、僕で良ければ」と気持ちよく引き受けていただき、自ら動かれる方ばかりでした。倶楽部が常に安定的に運営されておりますのも、この結束力のある幹事団の力と優秀な事務局 霍見さんのおかげと感じています。心より感謝申し上げます。
そして、会員の皆様方には、いつも倶楽部運営にご協力いただき、多数の例会にご参加いただき、本当にありがとうございました。やはり、一人一人の会員の力が神戸慶應倶楽部の活気の源ということを改めて実感する4年間でした。心より感謝申し上げます。
2024年度幹事団
平成22年卒 児玉秀樹
今回の神戸慶應倶楽部、異人館の立ち並ぶ 山本通りの東天閣さんで行われました。
神戸慶應倶楽部も100周年を超えたように、同じくこの東天閣さんも、ドイツ人の異人館で100年を超えるの明治時代の建物だそうです。神戸慶應倶楽部も次の200周年を目指します。
広瀬先輩から、乾杯のあいさつ。この東天閣の会は、みなさん楽しみにしている人気の会だと思います。たくさんの方が来ていただきありがとうございます。
ビジターより赤間潤志さま(平成元年文学部)
今日はビジターで参加させていただきまして本当にありがとうございます。自宅は横浜です。みなさんと交流できるのを楽しみにしております。
河野先輩より、神戸慶應倶楽部100周年にもご協力いただいた、作詞家松本隆さん 松田聖子の赤いスイートピーで有名ですよね。松本さんは商学部卒です。神戸にお住まいで、神戸にちなんだ曲を作られたりされています。
この度、トアロードのゲートに石碑ができます。神戸と慶應義塾のつながり、そして福澤先生の関係が書かれる予定です。そして石碑には神戸慶應倶楽部の名前が入りますので、我こそはとおっしゃられる有志の方々、ご協賛よろしくお願い申し上げます。
鳥巣100周年記念誌委員長より、いよいよ100周年記念誌が完成に近づきました。皆様、最終の校正チェックお願いいたします。また、送料がとてもかかるので、できるだけ手渡しでお願いできればとの説明に、着払いでもいいんじゃない?の声に爆笑と共に賛同を得ました。
中内さんより締めの言葉、東天閣のみなさん、中上先輩ありがとうございます。100周年を大変盛会にできたことをお礼申し上げます。100周年記念誌は大きな100という文字があります。私からは、101年目の神戸慶應倶楽部が今後もますます発展を祈念することであいさつとさせていただきます。
最後に、岡君のエールのもと、みなで若き血を大合唱して会は締めくくられました。
2024年4月25日、神戸市立中央区文化センターにて4月例会が開催されました。
4月例会では、来年に迫った「2025大阪・関西万博に期待できること」というテーマで、大阪観光局理事長を務められている溝畑宏様にお越しいただき、ご講演いただきました。
溝畑氏は、2030年までに大阪を世界最高水準、アジアNo.1の国際観光文化都市にするという明確な目標をもって、大阪の観光復興を目指してこられました。万博もその1つのステップとして位置づけられています。
万博については、説明責任が果たせていないことについては、至らない点があるとされましたが、参加者と一緒に様々なイベントを開催し、健康長寿など、日本の魅力を発信できるチャンスであるとアピールされました。
ちなみに、溝畑理事長は、久元喜造神戸市長の大学時代からの後輩とのことで、神戸の街へも、大きな期待を寄せていただいており、神戸を中心とした地図を描き、神戸なりの世界一を目指して欲しいとのエールもいただきました。
色々と問題点ばかりが報道される万博ですが、行けば楽しい催しも目白押しのようです。万博を盛り上げ、一緒に魅力を発信するチャンスと捉えてみませんか?
日野哲志 (平21法科)
今泉幹事長が司会を行い、武市会長があいさつを行いました。まだ会長に就任してまだまだ時間が経っていませんが、先日早稲田の方とお会いした時に、名刺が必要だと思い、
あらためて会長という仕事の重責を感じました。
是枝幹事から、澤田先生の紹介を行った。澤田先生は、SFC1期生で、是枝幹事と同期である。学生時代は特に神戸というつながりがあったわけではなかったが、今は仲良くさせていただいている。「澤田先生ぜひ神戸慶應倶楽部にご入会ください。」という声が会場からあがり、会場がどっと笑い声が上がった。
澤田雅浩先生のご紹介
SFC1期生で、現在は兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科准教授で、新潟県中越地震での長岡の復興などにご活躍されてきた。神戸の復興は、震災後30年だけでなく、実は震災の前から色々と計画されてきた。黒地区域とは拠点事業地区、灰色地域とは重点復興地域、白地区とは震災復興促進区域と3区分に分けて考えた。平時であれば都市計画審議会などの手続きを踏むが、震災2か月後から震災復興都市計画決定した。その結果被災者と市との温度差が出た。被害が受けたから都市計画したのではなく、戦災復興でやり残した部分が震災で大きな被害が起きた。神戸がずっと抱えていた街づくりの問題が露出した。六甲道は戦災復興事業でできなかったことを、震災後区画整理などを震災1週間後に決定した。
1980年は「まちづくり」の始まりの年である。都市計画法が改正され全国一律の原則から地域特性に応じた対応が可能な地区計画制度が導入された。それに先立ち1978年、全国ではじめて神戸は都市景観条例を制定し、さらにまちづくり条例が1981年に制定されている。
工場と住宅が近接しており住環境が悪化している。木造密集住宅、道路が狭隘で救急車が入れないなど、そういったことを住民が将来像を描いて、行政と一緒に考えていく姿が必要である。
神戸で行った震災復興が、ほかの地域の災害で生かされている。行政と住民の間を神戸の専門家がつないだ。特に台湾での地震復興の社区総体造営というのに、神戸の経験が生かされた。中越地震では神戸と台湾の教訓をさらに生かした。神戸の教訓としては、復興はプロセスである、その目標に向かうプロセスこそが復興であるといえる。
河野副会長から閉会のあいさつ 神戸市長田区で靴メーカーを経営しております。私はライフワークとして長田を盛り上げていきたいと考えております。と締めくくられた。
平成22年卒 児玉秀樹
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今年の夏の家族例会は「海」で開催!
心地よい風を感じながら明石海峡大橋を遠くに眺められる須磨海水浴場横のテラスBBQ施設「NORTH SHORE」で7月家族例会を開催しました。お子様連れのご家族参加も多く、参加者は大人39名、お子様15名の計54名、大変賑やかな宴となりました。
今泉幹事長、小嶋副幹事長の進行で会はスタート、まずは武市会長よりご挨拶を頂きました。会長ご出身の逗子の海のお話も伺いながら、我々も眼下広がるビーチと多数のヨットを前に、思い思いの夏の想い出を振り返る機会ともなりました。その後、中内副会長に乾杯のご発声を頂きました。
ドリンクはカウンターの店舗スタッフから各自適宜受取り、焼き物は主にヤング&ミドル世代メンバーが担当。店舗スタッフの方々の手慣れたドリンク対応やふるまわれたお肉のボリュームからも、50名以上参加の大所帯とはなりましたが、飲み物も食べ物もそれほど滞ることなくスムーズに皆さん召し上がって頂けたのではと思います。
今回は新入会・初参加の安部佑樹さん(平成20年・文)よりご挨拶を頂きました。また、家族例会恒例のビンゴゲームは、夏休みに入ったばかりで元気に溢れるお子様方のお楽しみイベントとして実施。ビンゴ第1号の声をあげた子は、夏らしい「流しそうめんセット」をゲットしました。この日は21時までは会場横のビーチで花火も可能とのこと。20時の閉会を前に最後に土井副会長に締めのご挨拶を頂き、その後姜さん(平成30年・経)のエールのもと「若き血」を歌い、例会は盛況のうちに終了。BBQ会場をあとにし、参加した子ども達には会場横の砂浜で花火を少しの時間楽しんでもらいました。
今回、神戸の自然を感じることができる「海」での開催は新鮮でした。参加されたご家族の皆様も大変良い想い出になったのではと思います。
次は、山上からの景観とともに神戸を感じる「山」開催もよいですね。
神戸慶應倶楽部会長 木村 健(昭57法)
2024年の新年を迎え、謹んでお慶び申し上げます。皆様におかれましては、穏やかな新年をお迎えになられたことと存じますが、一方で、元日に「令和6年能登半島地震」が発生し、甚大な被害が拡大しております。被災されました現地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
さて昨年も、国内外におきまして枚挙にいとまがないほどの出来事がありました。海外では、ロシアによるウクライナ侵攻戦争が続き、更に起こったイスラエル・ハマスの戦闘は終結の見通しが立たず、世界規模での資源・原料価格高騰を始めとする諸物価高騰によるインフレ不況は今年も引き続き懸念材料です。
国内では、特筆すべき事項を二項目に絞りますと、一つは、5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置づけられました。これにより、約3年に亘った様々な制限下の活動からようやく解放され、人流がコロナ災禍以前に戻りました。アフターコロナ禍に向けて、加速度的に社会が変革すると同時に、世の中の動きが活発化することを望みます。
もう一つは、スポーツ界の活況です。WBC・侍ジャパンの優勝から始まり、様々な競技において日本チーム・日本人選手の活躍、健闘があり我々は勇気づけられました。この勢いで今年のパリ五輪においても、各競技で素晴らしい結果が出ることを期待します。
今年は、年初から天災に見舞われるスタートとなり、国内外の政治・経済情勢もいまだ混迷が続く時代の様相ですが、このような大きな時代の変革期にこそ、熟考し新たなるチャレンジを進めたいものです。
慶応義塾におきましては、昨年度の特筆事項として、慶應義塾高校野球部が夏の甲子園大会で107年ぶりの優勝、そして慶應義塾大学野球部が、秋季リーグ戦優勝・明治神宮野球大会優勝と兄弟優勝の快挙を成し遂げました。特に塾高優勝は、選手の髪型や応援等々で、多くのマスメディアで大きく取り上げられましたが、福沢諭吉思想のキーワードの一つである「自分を客観視し自ら考える」ことがこれからの時代で、重要な教育の軸となることを期待します。
また今年、7月には新紙幣が発行され、1984年以来40年間、最高額紙幣の顔であり続けていた福沢先生はご勇退されます。速やかにキャッシュレス社会へ移行中の現在、誠にジャストタイミングでのご勇退です。お疲れ様でした。
神戸慶應倶楽部は、昨年8月5日に、神戸慶應倶楽部創立100周年記念式典を、神戸ポートピアホテルにて開催いたしました。神戸慶應倶楽部役員、実行委員会、そして会員の皆々様には物心両面にて多大なるご支援をいただきまして、お蔭様にて成功裡に終了しましたことを改めまして厚く御礼申し上げます。
今後も、100年という歴史の重みを模索し、福沢諭吉先生が語った「慶応義塾の目的」、そして「三田会の目的」を考え続け、神戸慶應倶楽部の存在が、「人間交流」の場として会員皆様の心の支えとなれますよう役員・幹事会ともに努力してまいる所存でございます。
最後になりましたが、会員皆様の今年一年のご健勝を心より祈念申し上げます。
黒川早苗(平12法)
1月4日木曜日、神戸慶應倶楽部ルームにて、約10名程の参加にて、こぢんまりと和やかに、笑い絶えない新年顔合わせ会となりました。
参加者の皆様に持ち寄って頂いた日本酒がどれも美味しく、贅沢な飲み比べができました。
石川県の取手川という日本酒は、優しい口当たりでいくらでも飲めそうでしたし、徳若はキリッとして透き通った香り豊かな感じ、日本酒初心者の私でも、違いが面白く、ついつい杯を重ねてしまいました。
お寿司などつまみながら、話題は最近の世界情勢から、優雅な慶應ボーイと慶應ガールの華麗な大学生活(ダンスホールやバンドの思い出など)尽きず、いつもの例会では、なかなかゆっくりお話できない先輩方と、とても近い距離で心通い合わせることができて、楽しかったです。いつもと一味違ったアットホームなゆったりとした時間でした。
こんな神戸慶應倶楽部も素敵ですね。来年も、皆様ぜひ遊びに来て下さいね。
浅井美佳(平23総)
令和5年12月9日㈯、神戸慶應俱楽部一年の締めくくりイベント、ポートピアホテルでの家族例会が開催されました。
今年は初めて0次会が開催されました。夕刻から夜にうつりゆく神戸を眺めながら地上110mでドリンクを片手に大人だけの上質な時間を満喫し、家族例会へと移りました。
この時期のポートピアホテルはクリスマス一色。様々な装飾のクリスマスツリーを横目に大きな階段を降りて会場に向かう頃には気分はすっかりクリスマスモードです。
橋本幹事長の開会宣言と木村会長の挨拶から始まります家族例会。木村会長からは亡くなられた松尾前副会長との思い出が語られ、寂しいと同時に不思議と、とても温かく懐かしい空気
美味しいお料理に舌鼓していると、なにわジャズ大賞アマチュア部門を受賞された大場先輩の素晴らしい歌声とジャズセッションが始まりました。
小さい子たちも興味津々で、2歳のわが子も初めての生ジャズに自然と手拍子。会場が一体となって、大場先輩と團先輩とのデュエット、心地よいジャズの音色を楽しんだラグジュアリーなひと時でした。
さて、デザートも沢山ありどれにしようか迷っていた頃、子供たちがとっても楽しみにしていたビンゴ大会が始まりました。壇上には何やら大きなプレゼント袋がたくさん。子供向けと…大人向けも!鳥巣先輩と天竹先輩による名司会の楽しい演出に場が沸き、子供たちは全員サンタさんからの大きなプレゼントを受け取ることができ、クリスマス感あふれるアットホームな時間を過ごしました。
そして皆さまお待ちかね、オークションの時間です。今年は故松尾前副会長より予め託されていた慶應グッズや甲子園出場関連グッズ、中内社長ご提供のポートピアホテルスイートルーム宿泊券など、魅力的な品が目白押しで大変活気づいたオークションの時間となりました。売上総額は昨年を超える15万2千円でした、ご出品いただいた皆さま、落札された皆さま、ご協力誠にありがとうございました。
城口副会長からの締めのご挨拶の後、応援指導部出身の木村先輩に音頭を取って頂き、円陣を組み若き血。若き血を歌う際にはいつも隣の方と肩を組むのが恒例。この一体感が好きなのですよね。他にはない、三田会の魅力のひとつなのではないでしょうか。
昨年一人で参加した時にお子様連れが何組もいらしていて、今年は私も思い切って子供と参加させて頂きました。本当にアットホームで安心できて、それでいて上質な空間で慶應色にあふれていて、一緒に参加できてよかったなと心から思いました。幹部の皆さま、家族でも一人でも参加しやすい素晴らしい例会を本当にありがとうございました。
それでは皆さま、来年末もまたお会いしましょう。
萩原 勇作(平21法)
令和6年1月18日、西村屋 和味旬菜にて新年例会が開催されました。今年も関西不動産三田会様との合同例会で、神戸慶應倶楽部から21名、全体で41名の方が参加されました。
はじめに、木村会長から開会のご挨拶があり、関西不動産三田会 小池代表世話人(神戸慶應倶楽部評議員)の乾杯のご発声でスタートしました。
今年はかにの値段が高騰する中、例年通りのお値段で美味しい「かに会席」をご用意していただき、話も弾み、大いに盛り上がりました。途中、数年ぶりのご参加など、3名の方からご挨拶がありました。城口副会長からの閉会のご挨拶、岡幹事のエールで「若き血」を合唱し、楽しい会はお開きとなりました。
西村屋の皆様には、大変お世話になりありがとうございました。
野坂武(昭和63経)
1月13日、神戸慶應倶楽部のゴルフコンペ「濱根杯」がゴルフ同好会世話人の城口隆先輩のご尽力により西宮カントリー倶楽部において開催されました。
「濱根杯」は、神戸慶應倶楽部の会長を長く務められた濱根康夫様から優勝カップを寄贈していただき始まった由緒あるゴルフコンペです。中断期間を経て2015年に復活、コロナ感染拡大で再中断となりましたが、2023年から再開し、今回は総勢14名(うち初参加3名)での開催となりました。
昨年は雨天のため予定を下回る参加となりましたが、今回は天候にも恵まれ、集合時間には参加希望者全員が集まり、城口先輩によるルール説明・初参加者の紹介の後、アウトイン分かれて計4組が順次スタートしました。
午後、予想外の小雨・あられが一時的に降りましたが、1971年卒~2018年卒までの幅広い世代の参加者は賑やかに会話を楽しみながら、難コース・難グリーンに挑み、無事怪我もなく全員ホールアウトしました。
プレー後、コンペルームで表彰式・懇親会が開催され、本日参加はされていない五代友和先輩からご配慮いただき、参加者全員おいしいスイーツとドリンクで疲れた身体をリフレッシュすることができました。また、延原耕三先輩から男女優勝者向け豪華賞品を協賛いただき、熱い視線がそそがれました。
結果は、ベスグロの田端晃先輩が2年連続優勝し、優勝カップが授与されました。女性の部は今中かな子さんが全体でも2位の好スコアで見事優勝しました。
今後も神戸慶應俱楽部主催の春・夏の慶早戦、濱根杯に加え、ゴルフ同好会独自コンペも継続的に開催されます。初参加の方、初心者の方でも気楽に参加できる会なので、ゴルフ好きの会員皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。
【次回の同好会コンペ予定】
3月22日(金曜日) 東広野ゴルフ倶楽部
12月16日(土)、神戸ポートピアホテルで松尾副会長のお別れの会が開催されました。
神戸慶應倶楽部からも多数の会員が参加され、小池評議員が弔辞を述べられました。