神戸慶應倶楽部会長 木村 健(昭57法)
2024年の新年を迎え、謹んでお慶び申し上げます。皆様におかれましては、穏やかな新年をお迎えになられたことと存じますが、一方で、元日に「令和6年能登半島地震」が発生し、甚大な被害が拡大しております。被災されました現地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
さて昨年も、国内外におきまして枚挙にいとまがないほどの出来事がありました。海外では、ロシアによるウクライナ侵攻戦争が続き、更に起こったイスラエル・ハマスの戦闘は終結の見通しが立たず、世界規模での資源・原料価格高騰を始めとする諸物価高騰によるインフレ不況は今年も引き続き懸念材料です。
国内では、特筆すべき事項を二項目に絞りますと、一つは、5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置づけられました。これにより、約3年に亘った様々な制限下の活動からようやく解放され、人流がコロナ災禍以前に戻りました。アフターコロナ禍に向けて、加速度的に社会が変革すると同時に、世の中の動きが活発化することを望みます。
もう一つは、スポーツ界の活況です。WBC・侍ジャパンの優勝から始まり、様々な競技において日本チーム・日本人選手の活躍、健闘があり我々は勇気づけられました。この勢いで今年のパリ五輪においても、各競技で素晴らしい結果が出ることを期待します。
今年は、年初から天災に見舞われるスタートとなり、国内外の政治・経済情勢もいまだ混迷が続く時代の様相ですが、このような大きな時代の変革期にこそ、熟考し新たなるチャレンジを進めたいものです。
慶応義塾におきましては、昨年度の特筆事項として、慶應義塾高校野球部が夏の甲子園大会で107年ぶりの優勝、そして慶應義塾大学野球部が、秋季リーグ戦優勝・明治神宮野球大会優勝と兄弟優勝の快挙を成し遂げました。特に塾高優勝は、選手の髪型や応援等々で、多くのマスメディアで大きく取り上げられましたが、福沢諭吉思想のキーワードの一つである「自分を客観視し自ら考える」ことがこれからの時代で、重要な教育の軸となることを期待します。
また今年、7月には新紙幣が発行され、1984年以来40年間、最高額紙幣の顔であり続けていた福沢先生はご勇退されます。速やかにキャッシュレス社会へ移行中の現在、誠にジャストタイミングでのご勇退です。お疲れ様でした。
神戸慶應倶楽部は、昨年8月5日に、神戸慶應倶楽部創立100周年記念式典を、神戸ポートピアホテルにて開催いたしました。神戸慶應倶楽部役員、実行委員会、そして会員の皆々様には物心両面にて多大なるご支援をいただきまして、お蔭様にて成功裡に終了しましたことを改めまして厚く御礼申し上げます。
今後も、100年という歴史の重みを模索し、福沢諭吉先生が語った「慶応義塾の目的」、そして「三田会の目的」を考え続け、神戸慶應倶楽部の存在が、「人間交流」の場として会員皆様の心の支えとなれますよう役員・幹事会ともに努力してまいる所存でございます。
最後になりましたが、会員皆様の今年一年のご健勝を心より祈念申し上げます。
黒川早苗(平12法)
1月4日木曜日、神戸慶應倶楽部ルームにて、約10名程の参加にて、こぢんまりと和やかに、笑い絶えない新年顔合わせ会となりました。
参加者の皆様に持ち寄って頂いた日本酒がどれも美味しく、贅沢な飲み比べができました。
石川県の取手川という日本酒は、優しい口当たりでいくらでも飲めそうでしたし、徳若はキリッとして透き通った香り豊かな感じ、日本酒初心者の私でも、違いが面白く、ついつい杯を重ねてしまいました。
お寿司などつまみながら、話題は最近の世界情勢から、優雅な慶應ボーイと慶應ガールの華麗な大学生活(ダンスホールやバンドの思い出など)尽きず、いつもの例会では、なかなかゆっくりお話できない先輩方と、とても近い距離で心通い合わせることができて、楽しかったです。いつもと一味違ったアットホームなゆったりとした時間でした。
こんな神戸慶應倶楽部も素敵ですね。来年も、皆様ぜひ遊びに来て下さいね。
浅井美佳(平23総)
令和5年12月9日㈯、神戸慶應俱楽部一年の締めくくりイベント、ポートピアホテルでの家族例会が開催されました。
今年は初めて0次会が開催されました。夕刻から夜にうつりゆく神戸を眺めながら地上110mでドリンクを片手に大人だけの上質な時間を満喫し、家族例会へと移りました。
この時期のポートピアホテルはクリスマス一色。様々な装飾のクリスマスツリーを横目に大きな階段を降りて会場に向かう頃には気分はすっかりクリスマスモードです。
橋本幹事長の開会宣言と木村会長の挨拶から始まります家族例会。木村会長からは亡くなられた松尾前副会長との思い出が語られ、寂しいと同時に不思議と、とても温かく懐かしい空気
美味しいお料理に舌鼓していると、なにわジャズ大賞アマチュア部門を受賞された大場先輩の素晴らしい歌声とジャズセッションが始まりました。
小さい子たちも興味津々で、2歳のわが子も初めての生ジャズに自然と手拍子。会場が一体となって、大場先輩と團先輩とのデュエット、心地よいジャズの音色を楽しんだラグジュアリーなひと時でした。
さて、デザートも沢山ありどれにしようか迷っていた頃、子供たちがとっても楽しみにしていたビンゴ大会が始まりました。壇上には何やら大きなプレゼント袋がたくさん。子供向けと…大人向けも!鳥巣先輩と天竹先輩による名司会の楽しい演出に場が沸き、子供たちは全員サンタさんからの大きなプレゼントを受け取ることができ、クリスマス感あふれるアットホームな時間を過ごしました。
そして皆さまお待ちかね、オークションの時間です。今年は故松尾前副会長より予め託されていた慶應グッズや甲子園出場関連グッズ、中内社長ご提供のポートピアホテルスイートルーム宿泊券など、魅力的な品が目白押しで大変活気づいたオークションの時間となりました。売上総額は昨年を超える15万2千円でした、ご出品いただいた皆さま、落札された皆さま、ご協力誠にありがとうございました。
城口副会長からの締めのご挨拶の後、応援指導部出身の木村先輩に音頭を取って頂き、円陣を組み若き血。若き血を歌う際にはいつも隣の方と肩を組むのが恒例。この一体感が好きなのですよね。他にはない、三田会の魅力のひとつなのではないでしょうか。
昨年一人で参加した時にお子様連れが何組もいらしていて、今年は私も思い切って子供と参加させて頂きました。本当にアットホームで安心できて、それでいて上質な空間で慶應色にあふれていて、一緒に参加できてよかったなと心から思いました。幹部の皆さま、家族でも一人でも参加しやすい素晴らしい例会を本当にありがとうございました。
それでは皆さま、来年末もまたお会いしましょう。
萩原 勇作(平21法)
令和6年1月18日、西村屋 和味旬菜にて新年例会が開催されました。今年も関西不動産三田会様との合同例会で、神戸慶應倶楽部から21名、全体で41名の方が参加されました。
はじめに、木村会長から開会のご挨拶があり、関西不動産三田会 小池代表世話人(神戸慶應倶楽部評議員)の乾杯のご発声でスタートしました。
今年はかにの値段が高騰する中、例年通りのお値段で美味しい「かに会席」をご用意していただき、話も弾み、大いに盛り上がりました。途中、数年ぶりのご参加など、3名の方からご挨拶がありました。城口副会長からの閉会のご挨拶、岡幹事のエールで「若き血」を合唱し、楽しい会はお開きとなりました。
西村屋の皆様には、大変お世話になりありがとうございました。
野坂武(昭和63経)
1月13日、神戸慶應倶楽部のゴルフコンペ「濱根杯」がゴルフ同好会世話人の城口隆先輩のご尽力により西宮カントリー倶楽部において開催されました。
「濱根杯」は、神戸慶應倶楽部の会長を長く務められた濱根康夫様から優勝カップを寄贈していただき始まった由緒あるゴルフコンペです。中断期間を経て2015年に復活、コロナ感染拡大で再中断となりましたが、2023年から再開し、今回は総勢14名(うち初参加3名)での開催となりました。
昨年は雨天のため予定を下回る参加となりましたが、今回は天候にも恵まれ、集合時間には参加希望者全員が集まり、城口先輩によるルール説明・初参加者の紹介の後、アウトイン分かれて計4組が順次スタートしました。
午後、予想外の小雨・あられが一時的に降りましたが、1971年卒~2018年卒までの幅広い世代の参加者は賑やかに会話を楽しみながら、難コース・難グリーンに挑み、無事怪我もなく全員ホールアウトしました。
プレー後、コンペルームで表彰式・懇親会が開催され、本日参加はされていない五代友和先輩からご配慮いただき、参加者全員おいしいスイーツとドリンクで疲れた身体をリフレッシュすることができました。また、延原耕三先輩から男女優勝者向け豪華賞品を協賛いただき、熱い視線がそそがれました。
結果は、ベスグロの田端晃先輩が2年連続優勝し、優勝カップが授与されました。女性の部は今中かな子さんが全体でも2位の好スコアで見事優勝しました。
今後も神戸慶應俱楽部主催の春・夏の慶早戦、濱根杯に加え、ゴルフ同好会独自コンペも継続的に開催されます。初参加の方、初心者の方でも気楽に参加できる会なので、ゴルフ好きの会員皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。
【次回の同好会コンペ予定】
3月22日(金曜日) 東広野ゴルフ倶楽部
12月16日(土)、神戸ポートピアホテルで松尾副会長のお別れの会が開催されました。
神戸慶應倶楽部からも多数の会員が参加され、小池評議員が弔辞を述べられました。