神戸慶應ジャズクラブ

2007年

世話人：近藤　正

2007年12月号掲載

KKJC

世話人：近藤　正（昭39商）

≪伊勢志摩ジャズ＆ゴルフ・ツアー≫

村上　功（昭39工）

10月26～28日の3日間、神戸慶應ジャズクラブ主催のツアーにはじめて夫婦で参加した。
26日午後4時前にリゾートホテルの「エクシブ鳥羽」にチェックインし、夕食後のジャズコンサートを待った。

私とジャズとの出会いは大学に入ってからで、最初はジャズというよりもカントリーウエスタンである。必死にコードを覚えハンク・ウイリアムスの好きな友人とクラッシックギターをかき鳴らして歌っていたのを覚えている。　高校時代まではクラッシック音楽しか興味がなかったが、大学に入って必須科目の社交ダンスを覚え、生バンド演奏のダンスパーティーでジャズを聴く機会が増えたころからジャズもいいなと思うようになった。25年前にも米国出張のついでにテネシー州ナッシュビルで開催されるグランドオールオプリ(Grand Ole Opry)を聴きに行ったのを最後にジャズコンサートにはあまり縁がなかった。

洋食のコース料理とワインを楽しんだあと、澤崎至さんの司会で高橋俊男さん(P)、神田芳郎さん(B)、宮哲之さん(TS)、東敏之さん(D)、中田由紀さん(Vo)などの関西の一流のミュージシアンの演奏で大いに盛り上がった。
2日目は参加者のうち約30名が2班に分かれ、ゴルフ組は賢島カントリーへ、観光組は海女小屋体験ツアーへと出発した。

ゴルフ組は、午前中に雨は止むとの天気予報は全く外れて、午後からはすっかり季節外れの水遊びとなった。初日仕事の都合で夜遅く到着した小川理子さん(P＆Vo)の父親仕込みのドライバーショットには同じ組の男性軍もいたく感銘した。ウォーターゴルフを楽しんだ後、ホテルに戻りすっかり冷え切った身体を温泉で温め人心地ついた。

観光組の家内は海女小屋で伊勢海老コースを食した後、知る人ぞ知る巨大スピーカーで有名なジャズ喫茶「SWING」でジャズを楽しんだ由、えらい違いや！！
和食コースの夕食後、前夜参加できなかった小川理子さん、田中洋一さん(TP)が加わり前夜にも増して華やかな演奏となった。

温泉、ジャズ、ゴルフの3本立てツアーは初めてだったが本当に楽しめた3日間であった。

♪ジャズのお好きな方ご連絡ください。

12月12日、昨年結成されたKKJCメンバーのバンド“ルート66”が更なる研鑽を重ねての忘年会ライブ。
この模様は次号でレポートさせていただきます。
ご期待ください♪ 家族例会でのデビューも近いことでしょう！

世話人：近藤　正（昭39商）

2007年11月号掲載

KKJC

世話人：近藤　正（昭39商）

活動その(1)♪神戸ジャズストリート♪

KKJCメンバーと家族14名は、10月6日（土）の10時半に三宮駅の北側広場に集合して、オープニング・パレードに参加した。マーチングバンドを先頭に、お揃いの三色旗入りの帽子をかぶり、秋のやわらかな陽射しを浴びて北野坂を過ぎると、さながら本場のバーボン・ストリートを行進している気分になる。異人館通りのレストランで昼食をとり、午後からは思い思いの場所で生の演奏を楽しんだ。

今回で26回目を迎えたとのこと、ますます人出も増え、どこの会場へ行っても大入り満員だった。僕たちは神戸外国倶楽部で北村英治（塾卒78歳）のクラリネットとドイツバンドのジョイントを楽しんだ。

5時半に「ソネ」に再度集合して夜の部のスタートだ。新メンバーの塩谷章さんなども加わり、総勢19名となり、食事とお酒を飲みながら楽しむ、鍋島直昶先輩のビブラフォンは最高だった。

毎年恒例になったが、今回も朝からジャズ漬けになり初秋の一日を大いに楽しんだ。来年は前夜祭から参加しようということになっている。
ジャズのお好きな方ご連絡ください。

活動その(2)♪鳥羽ツアー♪

については、来月号に掲載いたします。こちらも楽しいレポートが期待されそうです。お楽しみに。

2007年10月号掲載

KKJC

世話人：近藤　正（昭39商）

9月22日（土）、大手前大学夙川キャンパスにオープンしたハイテク情報図書館“メディアライブラリーCELL”のオープン記念行事のジャズコンサートに、KKJCの仲間が応援に行って来ました。

KOP（慶應オールドパーソンズ・スーパーバンド）が出演、おなじみ小川理子さんは東京から参加。

ホールこけら落としということもあって、大塚善章・宮本直介・田中ヒロシのトリオ、原田紀子など関西ジャズ界の重鎮が次々と登場、10月6・7日に開催される神戸ジャズ・ストリートを一足お先に楽しめたというラッキーな昼下がりでした。

学園の理事長である福井有副会長もステージに上がり得意の歌声を披露、アンコールが出るほどの多才ぶりをアピール、福井さんはCDも出されているとか！･･･こんど倶楽部のパーティ等でもぜひお聴かせ願いたいものです。

KKJCでは、6日は神戸ジャズストリート、月末には「鳥羽ジャズ＆ゴルフツアー」を控えイベント盛り沢山。

皆さんもジャズの仲間に参加してみませんか？
お気軽にメンバーまたは近藤正世話人までお問い合わせください。

ludy007@kcc.zaq.ne.jp

2007年8月号掲載

KKJC

世話人：近藤　正（昭39商）

♪KKJC納涼ジャズパーテイ♪（懐メロ大会）

７月22日（日）梅雨明け直前の、まだすっきりしないけど、雨は避けてくれた夕刻にJR芦屋駅に程近い「げんぶ堂芦屋店」の2階に、続々と人品卑しからぬ（？）人々が集まり始めました。もちろんお目当ては、「KKJC納涼ジャズパーティ」です。芦屋の国道2号線に面した（蕎麦＆甘味処）の2階に、ジャズライブができるスペースがあるのも知りませんでした。わがKKJCのメンバーたちは、本当に妙なもの、ところ、ひとを知っていますよね。（失礼！）

さて、そのライブスペースは、定刻の18：30には、当日の参加人数43名がぴったりおさまり、いよいよ開会を待つばかりのところに、なんと塾の大先輩で関西ジャズ界の大御所・鍋島直昶さんが飛び入り参加されるという大ハプニング。（ラッキー！）　

KKJC世話人の近藤　正さんより開会の挨拶があった後は、まずディナータイム。お食事は、例によって淡路屋さんの豪華弁当。飲み物はビールのほかに、沢山の差し入れがあって、なんでもありの飲み放題。（嬉しい！）

さて、食事も終わって、演奏メンバーの一人でもある一宮弘忠さんの軽妙なる司会で、いよいよ演奏開始となりました。なんと、そのファーストステージに、大御所・鍋島直昶さん（Vib）が華内　玲ピアノトリオをバックに登場。華麗な演奏で楽しませていただきましたが、「最初にプロがやってしまって、後がやりにくくないの？」の声がしきり。そんな心配を吹き飛ばす熱演を、わがＫＫＪＣメンバーからなる「ルート66」グループがやってくれました。昨年年末の１回目の演奏会から比べると、長足の進歩の声がしきり。（よかったね！）

それでは、「ルート66」のメンバーを紹介しておきましょう。一宮弘忠（Tp）、長田庄太郎Tp）、垣屋高文（Ss）、吉田　碩（As）、宮本節夫（Cl）、中西直行（Vib）の面々です。

この日は、各人がソロプレイを披露するなど、とても意欲的で、次回を大いに期待させる内容でした。
ところで、この日初めてグループ名「ルート66」の謂れが披露されました。それは、6人のメンバー 全員が、昭和39年卒業で、現在66歳ということ、また、練習会場の宮本邸が六麓荘だったから、とのことです。（来年になったら「ルート67」になるの？）このあと、宮本美代子さん（宮本節夫夫人）、團　裕子さんのヴォーカルも加わって、ますます華やいだ雰囲気で盛り上がっていきました。

このほかゲストによる飛び入りのヴォーカルもありましたが、特筆ものは、鍋島さんがヴォーカルを披露されたことでしょう。小生も、初めて聴かせていただきました。昨年、傘寿のお祝いがあった鍋島さんのお元気ぶりには、いつも圧倒されますが、この日は、塾の後輩に囲まれて、とりわけご機嫌で、楽しまれていたようで、私たちも幸せな気分になりました。

もう一つのスペシャルは、このような催しに欠かせなくなっている、浅沼さんご夫妻のタンゴステップです。この日もカミニートの曲に合わせて華麗かつ軽やかにご披露いただきました。

あっという間に3時間が経過、最後に全員で“You Are My Sunshine”を合唱してお開きとなりました。こんな楽しい催しができるのは、KKJCしかありませんよね。音楽は、なんといってもライブが一番。とりわけジャズは、みんなで一緒に楽しめるライブが最高。次回が楽しみです。
ライブメンバーは、しっかり練習しておいてね！

2007年7月号掲載

KKJC

世話人：近藤　正（昭39商）

♪KKJC納涼ジャズパーテイ♪（懐メロ大会）

皆さん　ますます磨きがかかったようですよ！
昨年の忘年会同様にメンバーの飛び入り演奏・唄・ダンス等も見られるかも・・・？　

興味のある方、大歓迎！　メンバーまたは世話人にお尋ねください

2007年6月号掲載

KKJC

世話人：近藤　正（昭39商）

KKJCとKKK（慶應軽音楽鑑賞会）OBとの合同企画で毎年開催のジャズ・ゴルフツアーを、今年の秋も昨年と同じ風光明媚な伊勢志摩で実施予定です。

例年通り鍋島直昶さん、小川理子さんはじめ関西の一流ミュージシャンが参加します。

日程は10/26～28の2泊3日で、ライブ2回、ゴルフまたは観光1回の予定です。（詳細未定）

興味のある方は、メンバーまたは世話人にお尋ねください。

2007年4月号掲載

≪♪理子ちゃん三昧♪≫

浅沼　清之（昭36経）

3月24日(土)午後3時から、神戸酒心館ホールにおいて、ヨー・キムラ・トリオのコンサートが開催され、慶應理工出身の才媛のピアノ＆ヴォーカル小川理子さんの応援に、広瀬会長夫妻ほか20名を超える会員が参加しました。

1993年にスタートした、このトリオは、ドラム＆ヴォーカル木村陽一、ベース石田信雄、そして、ピアノ＆ヴォーカル小川理子という構成ですが、1900年代初めから40年代のジャズ演奏を得意とし、この日も、アメリカン・クラシック・ジャズを充分に堪能させてくれました。

理子さん得意のAmazinGraceは、ますます味が出てきました。コンサートの後、館内の「さかばやし」にて、KKJC会員、家族、友人等、ジャズ愛好家が集い、蔵の酒、旬の彩を楽しみながらの懇親会となりました。理子さんも、交流の輪に仲間入りして、和やかなひと時を楽しみました。

引き続いて、翌日の25日(日)も、神戸新聞松方ホールにおいて、「Four　Beauties　Play　Piano」に出演し、2日連続の応援参加となりました。関西ジャズ協会と神戸新聞文化財団主催の企画ですが、小川理子さんのストライドピアノと、オーソドックスなモダンジャズ、華麗なクラシカルジャズ、それに、打楽器とピアノによるコラボレーションを加えて、四つのスタイルで織りなす、美女達の、豪華なピアノ演奏を楽しむことができました。

2007年3月号掲載

≪團　裕子さんがソネに初出演≫

垣屋　高文（昭39経）

我らが慶應の歌姫　團裕子さんが2月25日（日）三宮ソネの“昼下がりのジャズライブ”に初出演したので、KKJC中心の11名で、聴きに行ってきました。

ソネは日本ジャズ発祥の地神戸、いや関西を代表するライブハウスです。収容人員の多さもさることながら、食事も出来、ミュージックチャージが900円と日本一安いのも客が多い要因でしょう。 そのソネが1、2年前から毎週日曜日午後“昼下がりのジャズライブ”を始めました。これは新人ジャズミュージシャンに登場の場を与えようというママさんの発想によるもので、料金は１ドリンク付で＠1,000円と言う安さです。このソネの出演が決まった時、團さんは夢みたいと喜んでいました。

さて、当日14時演奏開始、糸原摩理トリオの演奏の後、團さんが登場。その時客は100人くらい入っていましたが、通常客が多いとアガルものですが、なんのその、笑顔を振りまき堂々と歌い始めました。彼女はプレッシャーを前向きに変える天性を持っているようです。唄の方も、以前に増して声も通るようになりライブを重ねる度に上手くなっています。拍手も多く、盛り上がり、最後の曲（Candy）では手拍子も出るほどでした。それと演奏の合間にしゃべるMCがすごく上手くなりました。MCにおいては、関西でもトップクラスです。團さんには歌の方ももっと上手くなってもらい、我々は聴きに行くことで応援したいものです。

2月は團裕子さん月間でしたが、3月は小川理子さん（塾工学部卒）特集です。

♪3月24日（土）15時～　「酒心館」ライブ この日は、ライブ終了後に会食を予定しています。
♪3月25日（日）16時～　　松方ホール ビジターの方、ぜひご参加ください。詳細は、KKJCメンバーまたは堀・垣屋までお問い合わせください。

2007年2月号掲載

ＫＫＪＣ

3月24日（土）小川理子さん（塾工学部卒）が所属する「ヨー・キムラ・トリオ」ライブが灘の酒蔵「酒心館」で行われます。メンバーお気に入りのアイドルと共に、皆で盛り上がる予定です。

帽子やらライブやらと、今や倶楽部の中では一番の元気印を自認しているKKJC、皆さまもぜひ一度体験してみてください。楽しいですよ！

詳細は、KKJCメンバーにお問い合わせください。

2007年新年号掲載

ＫＫＪＣ

♪♪忘年会芸人大会レポート♪♪

山上　高弘（昭54経）

18時30分頃、会場に着くと、既に大半のメンバーが集まっており、開宴を待ちわびる人々で熱気にあふれていました。各テーブルには淡路屋さんの豪華3段重ね弁当があり、初めての方はその豪華さにびっくりされておりました。そうこうするうちに、近藤さんから、初参加の方々、渡辺さん、合田さん、竹村さんの紹介がなされ、新婚ほやほやの長田庄太郎さんご子息夫婦、若手新進気鋭メンバーの三木さんも登場されました。会長の広瀬さんも、おいしいケーキをぶらさげて参加されました。

弁当をたいらげ、お腹いっぱいになったころ、いよいよ本番の開始です。若手ジャズボーカリストである團裕子さんの軽快な司会で、ライブ（芸人大会）がスタートしました。華内怜トリオの伴奏で、一宮弘忠さん（Tp）、長田庄太郎さん（Tp）、宮本節夫さん（Cla）、垣屋高文さん（Sop．saw）の紹介がなされました。バンド名は“Root66”です。ムーンナイト・セレナーデ他、次々に軽快な演奏が披露されました。宮本さんの奥様のボーカルはプロ顔負けで、びっくり、長田さんの奥様はピアノを披露、團さんのボーカルもあり、ファーストステージの40分はあっという間に過ぎ去りました。しばらくの間、休憩、各テーブルでは様々なジャズ談義で華が咲きました。

セカンドステージはRoot66の演奏でスタートし、樫根さんのピアノソロ、宮本さん、長田さんのソロ演奏と目白押しです。
中でも、浅沼ご夫婦によるタンゴのダンス披露は最高でした。浅沼さんの頭には、KKJC発ペンマーク入りのオフィシャルハットが！すかさず、近藤さんの説明とPRがなされました。最後は、Root66の伴奏のもと、全員でホワイトクリスマス、サイレントナイトの合唱をしました。デイバイデーの緑ゆみこママもバイオリンの演奏で参加し、おお取りはママの軽快なジングルベルでお開きになりました。